7月の勉強 | 東進ハイスクール 赤羽校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2024年 7月 3日 7月の勉強

こんにちは!赤羽校担任助手二年の小野寺です。今回のブログは7月の受験生の勉強内容を紹介したいと思います。

さて、7月になり、共通テストまで約200日となりました。いよいよ受験が身近に迫って来るという感覚も強くなってきたのではないでしょうか。6月までと7月からでは大きく勉強の内容が異なります。6月までは受講を主体としたインプットがメインだったのに対し、7月からは過去問を主体としたアウトプットがメインになります。受験生時代の私はこの変化にかなり戸惑いました(笑)。正直7月上旬に共通テストや二次試験の過去問をやったところで合格点に達することはめったにありません。この時期に過去問をやる目的は、合格点を取ることではなく、①受講で得た知識のアウトプット、②自分の苦手分野の把握と克服になります。

まず①についてです。恐らく皆さんは6月末受講修了に向けて受講を頑張って進めてきたことと思います。しかし、受講だけでは入試問題が解けるようにはなりません。受講で得た知識をどのように実戦の中で使うべきかを知ることが受験においては重要です。受講の中で解いた問題の中には第一志望校レベルの問題もあったかもしれませんが、全ての大問を時間内で解くという緊張感は模試以外で味わったことがないと思います。過去問演習ではそのような受講ではできない実戦の部分を強化することが出来ます。他人の助けなしに1から試行錯誤して解くという経験が受験勉強においては一番重要です。

②については①より想像がつきやすいかもしれません。過去問演習を早期にやるというカリキュラムには理由があります。直前に過去問演習をすることも大切ですが、直前に取返しもつかないような苦手分野の発覚があると合格が遠のいてしまいます。そのため苦手分野の洗い出しを夏休みに行い、9月からみっちり単元ジャンル別演習で苦手を克服するということが非常に重要になってきます。また、過去問演習にも解答解説や添削、解説授業がついているのでそれを大いに活用してどんどん苦手分野を潰していきましょう。

7月・8月は夏休みがあるので、受験生1年間の中でもかなり重要な時期です。努力は必ず返ってきます。決して時間を無駄にしないようにして、努力していきましょう!