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2022年 10月 10日 受験勉強を始めるのに一番いいタイミングっていつ?
ここ数日急激に寒くなってきて日本には夏と冬しかないのかと思っている担任助手の古田です!!
最近高校生と話をしていて「受験勉強っていつから始めればいいんですか?」と言われることがあるんですけど、皆さんはいつだと思いますか?
高3になってから?
高2の3学期?
いやいや高1の最初からでしょ!!
色々な意見はあると思います。
では、受験生を長く見てきた東進の担任助手からしたら、いつのタイミングで本格的に受験勉強を始めるのがいいのでしょうか?
結論から言うと、受験勉強を始めるタイミングは志望校と現在の自力によって異なります!!
おいおい!!それじゃいつから始めればいいかわからねえよ!!
という声が聞こえてきそうなのですが、安心してください
今から、各項目に分けて説明していきます
①超難関大(東大、京大、医学部等)
ここを第一志望にしている生徒は今すぐに受験勉強を始めることをお勧めします
最新のデータでは、東大合格者の過半数が中学3年生の地点で既に受験勉強を開始しているという結果が出ていて、高校生になってから受験勉強を始めた人が合格できる可能性は非常に低いです。
あの林修先生でさえ、中学3年生の地点で既に東大に合格できる地力はついていたとおっしゃっています。
そのため、超難関大を目指している生徒はいち早く勉強始めることをお勧めします。
②難関大(早慶、国立)
ここを第一志望にしている生徒は少なくとも2年生の秋までには本気で受験勉強をスタートさせたいです。
このレベルで1つの指標になるのは、2年生の1月に行われる同日受験である程度の点数を取れているということです。
具体的には、どんなに低くても主要教科では50点を超えてこないとかなり厳しく、勉強の進捗的にインプットが完了している生徒の点数が概ね50点になるからです。
つまり、同日でインプットを完了させられるように、高2のうちに勉強を開始することが望ましいです。
③その他(GMARCH、その他、決まっていない)
GMARCH志望や志望校が決まっていない生徒は高3からでも間に合うと思っている生徒が多いですが、もちろんそんなことはありません!!
例えば、GMARCHと言われる大学に入ろうと思うと、全高校生のうちの上位約10パーセントに入る必要があります。
しかし、全国のほぼすべての受験生は高校3年生になったタイミングで受験勉強を始めるため、そこから1歩抜け出して合格を勝ち取ろうと思うと、非常にハードルが高いことが分かると思います。
また、2年生の3学期はゴールデンタイムと言われ、部活の大会もなく、定期テストも1回しかない、さらに入試休みなど休日が多いという新受験生にとっては勉強時間を大きく稼ぐことができるのです。
そのため、GMARCHを目指していたり、まだ志望校が決まっていない生徒であっても2年生の3学期までには受験勉強を始めることが望ましいです
もちろん、受験勉強を始めるタイミングは早いに越したことはないですが、部活や学校の活動など、高校生はやることが多くて忙しいと思います。
しかし、先ほど伝えたタイミングまでには少なくとも受験勉強を始めて、自分の生きたい大学に進学できるように頑張って行きましょう!!