配点と対策 | 東進ハイスクール 赤羽校 大学受験の予備校・塾|東京都

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2024年 8月 16日 配点と対策

こんにちは、担任助手の小野寺です!

今回は私が受験生の夏休みにどのような考え方で勉強していたかを紹介します。夏休みは受験の天王山、つまり一年で一番勉強時間が取れる時期です。この時に勉強せずに遊んでいるようではお話にならないので(笑)、難関大合格に向けて必死で勉強している前提で話します。

勉強中にもっとも意識すべきことは、どうすれば自分の合格可能性を引き上げられるかを常に考えることです。今回は配点から逆算した対策の比率について主に書いていきたいと思います。配点とは大学からの非常に重要なメッセージです。例えば、数学200点、英語200点、国語100点という配点の文系大学があるとします。ここから読み取れる情報は、大学側は文系の学生でも数学がある程度できる人が欲しいということです。この場合、あなたは数学の対策をせずに国語や社会に時間を費やすでしょうか。一般的にこのやり方は、数学が完璧にできる人以外にとっては非効率であるとみなされます。この配点の場合は数学と英語を主軸にするべきです。配点を見るだけである程度勉強の計画は立てられるので、まだ志望校の配点を知らない人はすぐに大学のHPから調べるようにしましょう。

よく共通テストと二次試験の対策の比率が分からないという質問をされます。この場合も科目ごとの配点と同様に考えて頂いて構いません。仮に共通テストが200点、二次試験が800点の配点の大学があるとしましょう。この場合、時間をかけるべきなのはどちらの対策でしょうか。それはもちろん二次試験の方です。共通テストが0点だと不合格になってしまうのである程度の対策は必要ですが、現時点で共通テスト模試が8割前後取れている人が二次試験対策をやらずに共通テスト対策をするのは多くの場合で間違いです。共通テストが満点でも二次試験で4割~5割だと残念ながら合格できないということになります。受験生それぞれで現状の点数が異なるので一概には言えませんが、基本的には以上の考え方が合理的です。分からない場合は担任の先生に相談しましょう!

以上の考え方は共通テストと二次試験の勉強比率、科目ごとの勉強比率だけでなく、分野ごとの勉強比率にも応用できるので、ぜひ実践してみてください!